――― 東京で店舗マネージャーを務めたのち、イベントケータリング事業部へ異動した内田淳二さん。現在は名古屋でエリアマネージャーを担当する彼は、様々な環境で学んだ経験から裏打ちされた、個性を生かす人付き合い、店舗づくりを心がけています。

トランジット ジェネラル オフィス（以下：トランジット）に入社する前は、イベントの制作会社に勤務していた内田淳二さん。海の家を制作するプロジェクトに携わっていた際、リサーチ中にトランジットが手がけている海の家を見つけたのがトランジットとの出会い。「なんてオシャレなんだろう」というのが第一印象だったと語ります。「その後、転職活動を行うことになり、そういえばあの会社はどんなところだろうと思い出して、求人に応募したのが入社のきっかけです」。

『Sign 霞が関』のスタッフとして入社後、原宿の『Audi Forum Tokyo』の2階にある『Audi Café』にてアシスタントマネージャーを経験。次に、トランジットが携わっているシェアオフィス『the SOHO』の1階にある『the Canteen』にアシスタントマネージャーとして異動になります。マネージャーに昇格後、元々自身の希望であったイベントケータリング事業部へ自ら希望して異動。その後、オペレーション事業部のユニットマネージャーに着任し、故郷である名古屋のエリアマネージャーとなり、現在に至ります。

それぞれの個性を生かす人付き合いと店舗づくり

現在、内田さんの業務は、ホテルやレストラン、商業施設内にあるカフェや店舗の運営・管理となっています。社員とのコミュニケーションを図ることや、新しい店舗の開発が主な仕事です。

これまで様々な部署や地域で活躍し、そのたびに新しい人や状況と向き合ってきた彼が心がけているのは、「まず相手に興味を持つこと」。「その人のよいところを探し、好きになるようにしています。それが新しい出会いを楽しむコツだと思います」。

そういった彼の姿勢は、人との関わりだけでなく、店舗づくりにも発揮されています。現在、名古屋で担当している店舗はそれぞれ違うコンセプトがあり、個性があります。「それぞれのブランドの特性を理解し、その素晴らしさを生かした店舗づくりをするという心がけをしていれば、どんな店舗に関わる際も、そのよさとポテンシャルが見抜けるようになります。そういった経験ができるのが、いくつもの店舗に携わるエリアマネージャーとしてのやりがいです」。

もうひとつのやりがいは、お客様からいただける言葉だと内田さんは語ります。「例えば、『アイスモンスター』や『マックスブレナー』など、東京で並んで食べるようなお店の味を名古屋でも味わえるのが嬉しいと仰っていただけると、この仕事をやっていてよかったなと思いますね」。

失敗から学び、その経験を人に伝える

もちろん、それぞれの店舗に面白さがあると同時に、それぞれ違った大変さがあります。状況によって異なる困難を乗り越える術は、持ち前の柔軟な発想と、様々な環境に身を置いてきた経験から導き出されてきたと内田さんは言います。「困難や失敗から学ぶことの方が多いんです。気がついたらそれがノウハウになっています」。

彼が店舗スタッフとコミュニケーションをとる際に心がけているのは、失敗談を話すことです。

「自分もたくさん失敗してきて、そこから学んできたということをスタッフに伝えるように心がけています。自分も同じような失敗をして悩みを抱えてきたということを話すと、不思議と心を開いてくれるように思います」。

アイデアを実現し、活性化する

内田さんにとって現在の目標は、名古屋らしい店舗を実現することです。

「名古屋には、地元愛が強い方が多い。そのため名古屋の企業と協力し、地元の食材や商品を店舗に出品して、名古屋に来たらここ！ というお店をつくりたいですね。そういった発信をしていくことも、トランジットらしさに繋がると思います」。

では、トランジットはどんな会社なのでしょうか？

「アイデアを実現できる自由な社風がある会社です。そしてお互いが意見を出し合うことによって、どんどん活性化されていっていると思います」。

またトランジットは様々な事業を手がけており、自分がやりたいことを見つけられるチャンスが多いと内田さんは語ってくれました。

「良い意味でミーハーな、色々なモノやヒトに興味を持てる人、新しいことにチャレンジしたい人にとって、トランジットは最適な環境だと思います」。